「レジリエンス入門」のまとめ

レジリエンスは、心の自然治癒力

 

エリスのABC理論

出来事が私たちの感情を作り出している

・Affaires 出来事

・Belief 出来事に対する解釈

・Consequence (結果の)感情

 

性格は三要素で構成される

・思考

・感情

・行動

 

「思考」と「行動」は、自分の意思でコントロールできるが、「感情」はできない。

「行動」を変えるのは難しい、「思考」を変えるのがレジリエンス強化のカギとなる。

 

レジリエンスを弱める7要素

・否定的側面の拡大

・二分化思考

・「当然」「べき」「ねばならない」思考

・過剰な一般化

・結論の飛躍

・劣等比較

・他者評価の全面的受け入れ

 

ポイント

・人間はネガティブに考えるようにできている

・寝る前にポジティブな気分になれた場面を毎日5つ以上思い出す

・選択肢は3つ以上持つこと

・「当たり前」の本体は「感謝」

・★全ての言動には肯定的な意図がある

・★1つの出来事や事実を多くの異なる視点から違う見方をする

 

 

「現場論」を読んで

学び、気付き

現場が非常に大事。

現場とは、モノづくりをしている最前線の部隊。
現場とよくコミュニケーションを取り、現場力を上げていくことが重要。

オススメ度

星5つ

 

現場論: 「非凡な現場」をつくる論理と実践

現場論: 「非凡な現場」をつくる論理と実践

 

 

「小倉昌男 経営学」を読んで

学び、気付き

倫理観が非常に大事。

この一言に尽きる。
やっていいことと、やってはいけないことをきちんと判断し、決断すること。

オススメ度

星5つ

 

小倉昌男 経営学

小倉昌男 経営学

 

 

ファシリテーターに必要なこと

「ザ・ファシリテーター」を読んだまとめ。

ザ・ファシリテーター

ザ・ファシリテーター

 

はじめに

内容は、フィクションだがストーリー仕立てになっており、感情移入もしやすく、状況が容易に想像できるので非常に読みやすい。

そして、ファシリテーターに必要な概念、考え方、スキル、手法が1冊にまとまっているが、
ボリュームが多いので、ジャンルを区切ってまとめておく。

今回は、ファシリテーターファシリテーションに関連するまとめ。

ファシリテーション

そもそもファシリテーションとは、「促進する」「容易にする」といった意味。
知恵や疑問を上手く引き出し、反応させ、一番優れた考えを導き出す。

結果として、議論の堂々巡りや出口のない議論を避け、事実に基づいた論理的・現実的な議論を促される。

最重要ポイントは、「論理を構造化」して、「可視化」して共有化すること

ファシリテーター

ファシリテーションする人。
もちろん、常にフェアであることが重要。

ファシリテーションスキル

より良くファシリテートする上で、あると良い考えやスキル。

発言を促すスキル
  • 全体を意識させる質問
  • 時には反対の立場に立って、異なる視点を意識させる質問
  • 分散(多様性)を意識させる質問
  • 自分たちがコントロールできるものとそうでないものを意識させる質問
  • 時間軸を意識させる
  • 基準を意識させる
発言がしやすい環境づくり
  • エス、ノーで答えられる質問から入っていく
  • 発言しやすい雰囲気、空間づくりの提供
  • 発言が出にくい場合、その障害を察知して、取り除く

ファシリタティブ・リーダー

リーダー・責任者でもあり、ファシリテーターでもある場合、中立で居続けたり、議論に参加しないことはできない。

その場合は、ファシリタティブ・リーダーとなって、メンバーの意見を引き出し、よく聴き触発して、チームを引っ張る必要がある。

プロセスだけでなく、議論に参加し、意見も言う。
もちろん結果に対して責任も取る。

メンバーを触発させ、アイデアを生み出し、行動を変えていく。

まとめ

ファシリーションは手段であって、目的でない。
ただし、その手段も深く理解していないと目的が達成できず、結論もまとまらない。

様々な立場や環境の中で、効率よく、そして、最大限に目的を達成するために、上記を意識して、行動し、経験を積んでいくことが大切だ。